1941年6月に進水した、アメリカ海軍のサウスダコタ級戦艦1番艦「サウスダコタ」の実物の船体金属の断片(艦材)を使用して製作された解体記念品のコインの出品です。

https://www.keloland.com/news/coin-made-from-uss-south-dakota-battleship/
↑上記の海外ニュースサイトでも本品と同じ物が紹介されています。(外部リンク参照)

・来歴について
「サウスダコタ」はアメリカ海軍が太平洋戦争で運用した戦艦で、45口径40.6㎝三連装砲塔3基を搭載した新鋭艦として主に太平洋方面で活躍しました。南太平洋海戦で初陣を飾り、第三次ソロモン海戦では日本の重巡愛宕、高雄、戦艦霧島を中心としたヘンダーソン飛行場砲撃部隊を邀撃し損傷。修理後は大西洋方面やマリアナ沖海戦、レイテ沖海戦そして硫黄島や沖縄の攻防戦などに参加し更には日本本土への艦砲射撃を行うなど、大戦期に日本海軍と死闘を繰り広げた武勲艦でした。同艦は戦争終結から間もなくして予備艦となり、現役に戻ることなく1962年10月にスクラップとして解体されました。

本品はこの米戦艦「サウスダコタ」がスクラップとして解体された際に出た廃材の金属の一部(艦材)から作られたコインとなります。本体にはサウスダコタの愛称であった「戦艦X」（Battleship X）という文字や裏面には戦艦「サウスダコタ」の一部から作れたとの記述があります。ゲームなどにも登場し、世界的にも有名な戦艦の一つである「サウスダコタ」の実物を所持しているというロマンと、大海原を駆け抜け激しい戦いを繰り広げたその歴史を身近に感じて頂ける逸品です。あまり出回ることのない貴重なものだと思います。今回コレクション整理のため出品致します。表面は経年により多少の汚れや穴を開けた加工跡がありますのでご理解の上、ご入札をお願い致します。
コイン本体の寸法(約): 直径3.7cm